メニュー

オスグッド

オスグッドで膝が痛くて正座ができない時の原因は?

子供の正座

膝が痛くて、正座ができない中学生

先日、正座をすると膝が痛くなるという中学生が整体に来られました。

病院での診断は「オスグッド」と言われたそうです。

膝の痛みが強すぎて、正座の体勢を取ることができません。

 

オスグッドと病院で診断され、正座ができない小学生や中学生は多くいます。

この記事では、「なぜ、小学生や中学生でも、正座をすると膝に痛みが出るのか?」

「解決するにはどうしたらいいのか」をお話します。


 

(オスグッドについて詳しく知りたい方はこちら→ オスグッド(膝の成長痛)の痛みが改善する治し方(神戸市)

 

正座ができない原因

正座をして、膝が痛くなるのは、多くの場合、太ももの前の筋肉が固くなっていることが原因です。

太ももの前側の筋肉は、腰骨の少し下あたりから、膝の下までつながっています。

大腿四頭筋

(画像出典http://therapistcircle.jp/daitaishitoukin/)

筋肉は通常、柔軟性があって、伸びたり縮んだりします。

何かしらの理由で筋肉が固くなると、伸びたり縮んだりしにくくなってしまいます。

 

正座をすると、太ももの前の筋肉は、ストレッチがかかって伸びた状態になります。

柔らかい筋肉だと十分に伸びます。

けれども固くなった筋肉ですと、伸びることができません。

すると、どうなるのか?

 

筋肉がくっついているところ(膝の下)に過剰な負担がかかります。

硬くなった筋肉によって、膝の下あたりがギュッと引っ張られた状態なのです。

これが、正座をすると膝に痛みを感じる原因です。

 

また、成長期の子供は、膝の下のところが軟骨でできており、過剰な負担に耐え切れずに、軟骨がはがれてしまう場合もあります。

 

(大人になって、軟骨が骨になっても、オスグッドの痛みで悩んでいる方もいます。→「大人でオスグッドによる膝の痛みがあるときの解決方法」

 

なぜ、太ももの筋肉が硬くなるのか?

太ももの前の筋肉が固くなるには、いくつか理由があります。

主要なものの一つが、普段の姿勢の悪さです。

タブレットを持つ男の子

ゲームをしている時、スマホやタブレットを触っている時、猫背になっていることが多いです。

猫背と太ももの筋肉の固さには関係があるのです。

あなたにも体感していただきましょう。

 

・猫背と太ももの前の筋肉の硬さの実験

まずは下の図をご覧ください。

良い姿勢と悪い姿勢

(画像出典 http://zi-gen.com/bowlegs-correction-2139

イラストの左のような姿勢をして、太ももの前に筋肉を優しく握ってみてください。

次に、イラストの右のような姿勢をして、同じように太ももの前の筋肉を優しく握ってください。

違いが分かるでしょうか?

(違いが分かりにくければ、ずっと太ももの前あたりを握ったまま、姿勢を変えるといいですね。

もしくは、誰かにイラストのような姿勢を取ってもらうと分かりやすいと思います)

 

イラストの右のような姿勢をしたとき、筋肉がギュっと硬くなっているはずです。

反対に左のような姿勢のときは、筋肉が柔らかく感じますよね。

姿勢によって、太ももの前の筋肉の固さが変わります。

 

姿勢の悪さが毎日のように続くと、少しずつ筋肉が硬くなっていくんですね。


 

太ももの前の筋肉を柔らかくする方法

では、どうすれば、硬くなってしまった太ももの前の筋肉を柔らかくできるのでしょうか?

ストレッチ?

いいえ、実は、硬くなった筋肉を無理やりストレッチなどで伸ばしてしまうと、膝の痛みを悪化させてしまう可能性もあります。

 

・姿勢

太ももの前の筋肉を柔らかくするには、「姿勢の良さ」を意識してみてください。

先ほど、確認したように、姿勢により、太もも前の筋肉の固さは変わります。

いい姿勢でいると、筋肉が柔らかい状態になります。

 

いくら何かの方法で筋肉を柔らかくしても、姿勢の悪さが続いていると、筋肉を固くしてしまいます。

だから、まずは姿勢を良くすることからスタートしましょう。

胸をはったり、力んで良い姿勢を維持するのではありません。

頭が鉛直方向に立っていて、骨盤が前傾になっており、肩の力が抜けた状態にするのが理想的です。

左の姿勢を参考にしてください。

良い姿勢と悪い姿勢

(画像出典 http://zi-gen.com/bowlegs-correction-2139

猫背が続いているお子さんだと、すぐには姿勢を変えられないことが多いので焦らず取り組みましょう。

 

・ぬるめのお風呂に入る

温泉

お風呂に入ることもおススメです。

シャワーだけで済ましているのでしたら、10分間お風呂に入る習慣にかえましょう。

お風呂に入ると血流が良くなり、筋肉が柔らかくなっていきやすいです。

また、一日の疲労も回復しやすくなります。

お風呂を続けることで身体は変わっていきます。

 

足首の硬さも正座ができない原因

正座をすると、膝に痛みが出るのは、太ももの前の筋肉が硬くなっていることが原因だと説明してきました。

他にも正座ができない原因はあります。

「足首の硬さ」です。

足とふくらはぎ

 

足首の動く範囲が狭いと、正座をして足首に体重がかかると、足首周辺が痛くなります。

足首が十分に動くのであれば、正座をしても、足首だけに体重はかからず、足首、すねに均等に体重がかかります。

幼稚園に通うようなお子さんであれば、足首も柔らかく、正座も問題なくできることが多いです。

女の子の正座

足首は本来、可動域が広いのですが、何らかの理由で硬くなって可動域が狭くなっているということです。

動かないものを無理に動かそうとすると、足首の一部分に集中して負担がかかり、痛みを感じます。

このように、足首が硬いことが原因で正座ができない場合もあるのです。

 

足首をほとんど動かさない生活習慣がつみ重なって、足首の可動域が狭くなっていることが多いようです。

足首は身体の土台なので、硬いとさまざまなケガにつながっていきます。

(足首を柔らかくする方法についてはこちら→「オスグッドを自分で治したい!効果的なストレッチ&体操とは?」)

 

痛みは身体からのサイン

太ももの前の筋肉が硬くなり、膝が痛くて正座ができない。

足首が硬くなり、正座をすると足首が痛くなる。

 

痛みを感じている部分は、「もうこれ以上、無理をすると限界を超えてしまう!」というサインを送っています。

どうか、そのサインを感じて、あなたの身体を労わってあげてください。

痛いことは、悪いことばかりではありません。

身体が限界を超える一歩手前で教えてくれている大切なサインだからです。


 

オスグッドについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

→ オスグッド(膝の成長痛)の痛みが改善する治し方(神戸市)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加