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オスグッド

大人でオスグッドによる膝の痛みがあるときの解決方法

男性の膝の痛み

「オスグッドは成長痛だから、成長期が終われば治る」とお医者さんに言われていたはずなのに、20歳を過ぎても痛みが良くならない方がいます。

もちろん、成長期が終わる頃に自然に良くなっていく方もいます。

 

しかし、あなたの場合はなかなかオスグッドが良くならずに困っているのではないでしょうか?

 

意外かもしれませんが、オスグッドの膝の痛みが、成長期が終わっても続く方はいます。

オスグッドの膝の痛みは、成長期だけが原因ではないからです。

そして、大人のオスグッドの痛みも、解決が可能です。

 

オスグッドの本当の原因と解決方法について、順番に説明をしていきます。


 

(オスグッドについて詳しく知りたい方は、「オスグッド(膝の成長痛)の痛みが改善する治し方(神戸市)」もご覧ください)

 

オスグッドの原因は、太もも前の硬くなった筋肉

最初にはっきりさせておきますが、オスグッドの原因は成長痛ではありません。

以下の図は、太ももの前の筋肉が、膝の下のところ(ボコッとしたところ)にくっついているのを横から見たものです。

オスグッド

画像出典  https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osgood_schlatter.html

 

成長期では、膝の下のところが柔らかい軟骨でできています。

そのため、太ももの筋肉によって引っ張られると、軟骨がはがれ、はく離骨折することもあります。

 

しかし、大人になって軟骨が骨になっても、痛みを感じる方がいるのはどういうことでしょうか?

 

一般的には、大人のオスグッドについては「成長期の時にはく離した骨が残ったまま」「成長期の時にはく離しそうだった骨が大人になってはく離した」と言われています。

成長期の時に”はく離”したにしても、大人になって”はく離”したにしても、なぜ、骨が”はく離”するような事態になったのかを知ることが大事です。

 

実は、太ももの前の筋肉が硬くなっていると、膝の下のところをぐいぐい引っ張ってしまい、痛みを感じるのです。

つまり、”はく離”するのは結果であって、オスグッドの痛みの原因は硬くなった筋肉です。

 

柔らかい筋肉だと、ジャンプしたり、走っても、膝の下のところへの引っ張りは少なくて済みます。

筋肉が十分に伸び縮みできるからです。

たとえば、輪ゴムは伸びたり縮んだりするのをイメージしてみてください。

輪ゴム

硬くなった筋肉は伸び縮みしにくいため、末端のところ(膝の下のところ)に負担がかかるのです。

このように、成長期が終わっても、痛みを感じている場合、太ももの前の筋肉が硬くなったままであることが多いです。

 

(太ももの前の筋肉が硬くなり、正座ができない方も多くいます→「オスグッドで膝が痛くて正座ができない時の原因は?」)

 

なぜ、太ももの前の筋肉が硬くなるのか?

そもそも、筋肉は柔軟性があるのが通常です。

硬くなってしまうのには理由があります。

 

オスグッドの原因である太ももの前の筋肉が硬さは、どのようにして起こるのでしょうか。

1つだけと、限定できるものではありません。

さまざまなことの積み重ねで、太ももの前の硬さが引き起こされていることがほとんどです。

ここでは、とくに代表的なものを紹介します。

 

・姿勢の悪さ

オスグッドになっている方のほとんどが、姿勢が悪いです。

具体的にいうと「猫背」になっています。

実際、これまでオスグッドになっている方にお会いして、姿勢が良かったことはありませんでした。

猫背

身体の構造上、猫背の姿勢でいることで、太ももの前の筋肉は硬くなっていきやすいのです。

数日、猫背の姿勢でいても影響はありませんが、ずっと猫背でいると、どんどん太ももの前の筋肉は硬くなってしまいます。

 

では、オスグッドを良くするために姿勢に気をつけようと思ったとしても、問題があります。

一度身についてしまった姿勢は簡単には変えにくいです。

 

試しに猫背ではない姿勢を取ってみてください。

良い姿勢

意識が姿勢から離れてしまうと、知らないうちに猫背になってしまっているはずです。

 

少し専門的な話をすると、「骨盤」「肩甲骨」の周りの筋肉が硬くなっている状態です。

骨盤と肩甲骨は連動して動いています。

猫背というと背中や肩周りだけの問題と思う方もいますが、骨盤も関係しています。

そのため、肩甲骨、骨盤周りの筋肉を柔らかくしていく必要があります。

 

姿勢というのは長年の習慣の積み重ねでできていますから、すぐに変えていきにくいです。

猫背の姿勢で筋肉が定着しているためです。

日常で姿勢を気をつけたり、筋肉を調整したり、適切なセルフケアを行うことで、少しずつ姿勢は改善されていきます。

 

・足首の硬さ

シューズの裏

これまで、姿勢の悪さとオスグッドの関係についてお話してきましたが、「足首の硬さ」もオスグッドに関係があります。

 

足首は、身体を支える土台であるとともに、車でいうと「サスペンション」の役割をしています。

走ったり、ジャンプしたときに、その衝撃を足首が和らげてくれています。

 

足首が硬いと、衝撃を和らげることができずに、直接的に膝に負担がかかってしまいます。

極端なことを言えば、足首が硬いと、ペンギンのようにペタペタと歩くようになってしまいます。

ペンギン

すると、オスグッドの痛みを引き起こしやすいといえます。

 

ここで、あなたの足首が硬いかどうかを実験してみます。

(痛みがある場合は無理をしないでください)

 

最初に、足を組んでみてください。

次に、つま先をもって、足首をグルグル回してみてください。

足首回し_概要

いかがでしょうか?

硬かったり、引っかかったり、ゴキゴキと音がする方もいるかもしれませんね。

ほとんど足首がまわらない方も多いと思います。

(足首をまわすことはオスグッドの改善に役立ちます。詳しくはこちらをご覧くださいね。「オスグッドを自分で治したい!効果的なストレッチ&体操とは?」

 

オスグッドになる多くの方が、和式のトイレで上手くしゃがめないと言います。

しゃがめたとしても、足首が硬いために、だんだん足首が痛くなってくることもあります。

 

身体を支えサスペンションの役割をしている足首の可動域を広げ、柔軟にしていくこともオスグッド改善には大事なことです。


 

大人のオスグッドの痛みを改善していくには

大人のオスグッドでも原因に対して、適切に対処すれば痛みが改善していくことは可能です。

膝の痛みを良くしていくためにできることから取り入れてみてください。

 

・太ももの前の筋肉を柔らかくする

筋肉を柔らかくするためには、ストレッチが有効とされています。

しかし、太ももの前の筋肉に対して、ストレッチを強くし過ぎてしまうと、かえって筋肉が硬くなることもあります。

硬くなっている筋肉をストレッチするには強度の調整が難しいといえます。

ストレッチ自体、痛みがありできない方も多いでしょう。

 

そこで、信頼できる整体を受けて、筋肉を柔らかくするのがおススメです。

力任せにギューギュー揉んでしまうと、筋肉の緊張が強くなるので注意が必要です。

施術に痛みがある、ボキボキする整体では、組織を損傷してしまう恐れもありますから避けたほうがいいです。

強い刺激ではなく、弱い刺激で筋肉をゆるめている整体かどうかは最低限チェックしましょう。

 

・姿勢を良くする

良い姿勢と悪い姿勢

(画像出典:http://zi-gen.com/bowlegs-correction-2139

姿勢は毎日の積み重ねでできているので、少しずつ姿勢に気を付けて生活をすることが大事です。

しかし、先ほども説明したように悪い姿勢で筋肉の状態が定着しているので、急に変えるのは難しいです。

 

骨格を調整して姿勢を良くするような施術もありますが、骨を動かしているのは筋肉です。

骨格だけを調整しても筋肉が元のままだと、すぐに悪い姿勢に戻ってしまうでしょう。

 

姿勢を良くするためにも、弱い刺激で筋肉を柔らかくできる整体を受けるのはおススメです。

とは言っても、近くに信頼できる整体がない方もいると思います。

そんな時は、肩甲骨、背中を気軽に柔らかくできる体操がおススメです。

 

体操の手順を紹介します。

 

  1. バスタオルを縦長に丸めます。
  2. 背中の真ん中にバスタオルを縦に置くように(バスタオルの縦長の方向と背骨が平行になる)して寝ころびます。頭が下がって態勢がきつい場合は、頭の下にも同じようにバスタオルを置きます。
  3. 身体を左右に少しだけゆらします。背骨の左右にバスタオルが当たるくらいの幅でOKです。1分間が目安です。
  4. 深呼吸を5回します。ゆっくりバスタオルを外して床に寝ます。

 

注意点として、痛みがあったり、体勢がきつい場合は無理に行わないでください。

背中周りがベターっと床につくような感覚があればうまくできています。

 

・足首の可動域を広げる

足首は本来、可動域が広くいろいろな方向に動くものです。

実際に足首を動かしていくことで、元々の動きを取り戻して行けます。

 

いちばん簡単にできるのは、地面に指先をつけて、ぐるぐると足首をまわす方法です。

空き時間にグルグルと足首をまわすようにしてください。

ポイントはゆっくり大きく回すこと。

 

可動域を広げていくのが目的なので、早く回すよりもゆっくり回してみてくださいね。

痛みが出るときは、無理をせず中断してください。

(足首の回し方について詳しくはこちら→「オスグッドを自分で治したい!効果的なストレッチ&体操とは?」)

 

・さらに大人のオスグッドの治し方を詳しく知りたい場合は・・・

オスグッド(膝の成長痛)の痛みが改善する治し方(神戸市)」もご覧くださいね。

子供のオスグッドについて書いていますが、大人のオスグッドにも共通することがたくさんありますよ!

 


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